設立趣旨
サンティアゴ市にそびえるモニュメント
日本とドミニカ共和国は、それぞれ太平洋を挟んで反対側、地球の裏側に位置する“遠い国”といえます。しかし1934年の外交関係樹立以来、一貫して友好親善関係を保っています。
例えば、1956年から1959年にかけて約1,300人の日本人移民がドミニカ共和国に渡りました。また近年では、多くのドミニカン・プレーヤーが日本のプロ野球界で活躍しています。
しかし80年以上もの間、友好関係が確実に育まれてきた一方で、未だ両国間の人的、文化、経済・ビジネス関係は、その可能性を最大限に活かしたレベルに達していないのが現状です。
その要因は「双方の国民がお互いの国についてよく知らないこと」にあると考えます。言い換えるなら「相互理解を深める余地・分野が数多く存在する」ということが言えると思います。
そこで、両国民間の相互理解と人的、文化、経済交流を促し、21世紀のグローバル化が進む時代において両国がそれぞれのよい所を学び合い、手を取り合って世界の問題を解決できるような「真の友好親善関係」を構築すべく、一般社団法人日本・ドミニカ共和国友好親善協会を設立しました。