第二の祖国「ドミニカ共和国」: 一移住者が歩いた五十年間の足跡
2018.07.23
【お知らせ】ドミニカ共和国在住の日系移民二世の河原義昭さんから、お父様の河原善光さんの著書“第二の祖国「ドミニカ共和国」”の上梓にき、当協会HPへの記載依頼を頂戴しましたので、以下の通りご案内申し上げます。
(以下河原義昭さんからのご案内文)
「初めまして、ドミニカ共和国の日経二世河原善昭と申します。うちの家族は1958年に南西部のペデルナレス州アグア・ネグラ移住地に入りました。父は何年間前から色々本を書き、最近その一冊(自伝)をアマゾンジャパンで出版させていただきましたので、この一般社団法人日本・ドミニカ共和国友好親善協会の方々にこの情報を共有していただきたいと思います。
作家の言葉から:
両親に連れられ、このドミニカに来てから四十一年が過ぎようとしている。長いようで短い年月であった。
この五十年間に私たちがやって来た事、見た事、聞いた事を一冊の本にまとめたいと思ったのは数年前のことである。
ここで、なぜ私のような者が、このような本を書きたがっているかを読者にお知らせしておく必要があると思う。
私の目的は、今後何十年か後に私達の孫が自分達の先祖は何時、何処からドミニカに来たのか、又、ドミニカに来てどのような仕事や、生活をしていたのかを知りたい者が出るのではないかと思う。その時に、このような本があると何かと約に立つのではないかの一念
のもとに、書き始めたものである。
また、一九八〇年頃から未だに続いている保障問題、または基本問題に我が家が最初から今日まで、なぜ反対派に属しているかもこの本を読んでいただければ解かってもらえるのではないかと思う。以上の他に最近思い付いた事だが、せっかくこの世に生まれてきて役半世紀の間に自分がやってきた事を、自分だけの心に収めこの世を去るのは何か”心残り”があるような気がしてならない。ひとりでも多くの人に読んでいただき、何かお役に立つ事があれば私にとってこれほど喜ばしいことはない」
なお、本書籍はAmazon電子版(Kindle)にて販売中(220円)です。是非皆様手にとってご一読頂ければ幸いです。